工務店とハウスメーカー、どちらに頼む？ 悩んだ時の決め手や選び方を解説！
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カテゴリー：リフォームコラム
【今回のテーマ】工務店とハウスメーカーの選び方
東京都品川区に根差して55年、地域密着型の工務店として安心・安全な住まいをお届けするタイホウ建設です。
今回のコラムでは、家を建てようとする時に誰もが一度は悩む永遠のテーマ、「工務店とハウスメーカーのどちらに頼むべきか？」について考えていきたいと思います。それぞれの特徴やメリット・デメリットなどを踏まえて、“一生に一度の大きな買い物“で後悔しないための役立つ情報をお伝えしていきます。
工務店とハウスメーカーの違い
新築を依頼する際、工務店にするかハウスメーカーにするか何を手掛かりに選べばよいのでしょうか。ここでは、それぞれの特徴について簡単に説明します。
工務店の特徴
工務店の特徴としては、価格面においてもデザイン面においても柔軟な対応が可能なところです。ハウスメーカーと違って、工務店は地域密着型で独立してやっているところがほとんどなので、予算やデザインの細かな制約がなく、お客さまの希望に応じて自由な発想で提案してくれるところが多いです。工務店ごとに社長や職人のカラーがあるので、自分たちのイメージやセンスに合ったところを選ぶとよいでしょう。
ハウスメーカーの特徴
ハウスメーカーの特徴は、何といっても安定のブランド力です。常に一定の品質を保つために大量生産の規格製品を使っているので施工にばらつきがなく、その後のアフターフォローが保証されている場合が多いです。デザインに際立った独創性はないですが、メーカーごとに建材や工法にオリジナリティを出して差別化を図っています。
工務店のメリット・デメリット
工務店のメリットとは？
工務店の最大のメリットは自由度とコスパに集約されると言っても過言ではありません。まずは自由度について。ハウスメーカーと違って工務店は地域で独立してやっているところが多いため、デザインや工法は工務店に委ねられており、建材や建具も規格製品を使用せずに職人の手仕事を選択することも可能なので、完全な自由設計による理想の住まいを実現できます。そして、コスパです。工務店は会社規模が小さく、社長が営業と職人を兼ねているようなところもあるなど、少ない人数で仕事を回しているために人件費が削減されています。テレビCMなどの宣伝広告費もかからず、お客さまの予算を純粋に家本体にあてることができます。
他に、地域密着でやっていることから、何かあった時の対応が迅速で、竣工後も長期に渡り関係を保つことができます。住む人のライフスタイルの変化に合わせて適宜空間を更新するなど、柔軟な対応が可能なことも工務店のならではメリットです。
工務店のデメリットとは？
工務店のデメリットとしては、品質にバラツキがあることです。社長の知識や経験、営業の対応力、設計者のセンスや職人の技術力など、それぞれにおいて工務店ごとに差があることは否めません。また、工務店はハスメーカーに比べると情報発信が弱いので、情報を集めにくいという側面もあります。ハウスメーカーであれば、住宅展示場などで完成物件を体験できますが、工務店が施工した物件を実際に体験することは難しく、完成後のイメージがわきにくいこともあるでしょう。
そして、倒産リスクがあることはお伝えしなくてはなりません。工務店はハウスメーカーのように潤沢な資本に支えられていないので、景気や社会情勢の影響を受けやすく、資金繰りの悪化がダイレクトに倒産に繋がっています。工務店を見極める際には“地元で長く続けているところ”など一定の信頼を得ている工務店を選ぶと良いでしょう。
ハウスメーカーのメリット・デメリット
ハウスメーカーのメリットとは
ハウスメーカーのメリットとしては、品質が安定していることです。ブランドのイメージを保つために、全国一律同じ品質の家を提供できることがハウスメーカーの強みです。大量生産の規格製品を使っているので施工がし易く、不具合が起こった際の交換対応など、その後のメンテナンスも保証されている場合が多いです。施工がマニュアル化されているので職人の技術によってバラツキが出ないのもハウスメーカーの利点です。
そして、ハウスメーカーには資本力と豊富な人材に下支えされた安定した経営体制があります。よほどのことが無い限り会社は何十年と存続するので、何かあった時の対応先が長く保証されています。
ハウスメーカーのデメリットとは
ハウスメーカーのデメリットとしては、均質な施工とひきかえにデザインの自由度がないことです。ハウスメーカーには、会社ごとにデザインの仕様や製品の規格があるため、細かい部分で制約が多いことはデメリットと言えるでしょう。
また、分業ゆえにスタッフ間でコミュニケーションの齟齬が起こりやすい傾向があります。やりとりする窓口が営業担当者に一本化されているので、営業担当者がこちらの意向を十分に理解していなければ設計者や職人に希望が正しく伝わらないことがあります。
そして、間違いなくコストは高いです。ハウスメーカーの住宅価格の中には、
・営業の給料
・モデルハウスの建設費、維持費
・ＣＭなどの広告宣伝費
などが含まれているので、建物本体に加えてこれらがプラスされた金額となってしまうのです。このようなカラクリを理解した上で、あらためて比較してみるとよいでしょう。
どちらに依頼するか迷った時の決め手は？
工務店かハウスメーカーか。
そのどちらが良いという絶対的な基準はありません。それぞれに良さやメリット・デメリットがあるので、まずは自分自身の家づくりに対する価値観を整理し、「これだけは譲れない！」という希望の軸に沿って考えてみることで、自ずと答えがみつかるはずです。
例えば、家づくりにかけられる時間が少なく、一定の基準を満たした手のかからない住宅を希望するのであれば、ハウスメーカーがおすすめです。設計からから工事に至るまで、全てがマニュアル化されているので、完成までのやり取りの工数を少なく抑えることができます。
予算が十分にあるわけではないけれど、デザインにはできるだけこだわり、時間をかけてでも世界にたった一つのオリジナルな住まいを実現させたいのであれば、工務店をおすすめします。工務店はほとんどが地域密着型の独立した営業形態をとっており、デザインや使用する建材などに縛りはないので、細かい希望にも親身になって相談に応じてくれます。また、家が建った後も、住む人のライフスタイルの変化に合わせて、増築や改築などの相談にも応じてくれます。末長く、共に家を育てるような意識を共有できるのは、工務店になります。
最後に、もう一つだけ選択肢をご紹介します。それは、建築設計事務所に依頼することです。建築設計事務所といえば、いわゆる「先生」と呼ばれる建築家がいて、高いデザイン性とびっくりするようなお値段……とイメージする人は多いでしょう。確かに、中にはそのようなところもありますが、実際には想像よりもカジュアルで、お値段も予算に応じて柔軟に対応してくれるところがほとんどです。敷居が高いと尻込みせずに、選択肢の一つとして積極的に考えてみてはいかがでしょうか。
工務店を選ぶ際のポイント
「工務店で家を建てよう！」と決めたとしても、次には工務店選びが待っています。実際に足を運んで話を聞き、いくつかの工務店を比べてみるとよいでしょう。
まず、得意な工法やデザインがあるか、そしてデザインの自由度は本当に高いのか、これらを確認しましょう。工務店と言っても一人親方でやっている工務店もあれば、大手ハウスメーカーのフランチャイズとしてやっている工務店もあります。いずれも地域に根付いて営業していますが、フランチャイズの場合はフランチャイズ先のハウスメーカーに合わせた規格でしか対応できないこともあるため、工務店のメリットの一つである「自由度の高い設計」が叶わないケースもあることは注意しなくてはなりません。
次に、構造見学会や完成見学会をやっているかどうかも重要な見極めポイントです。自分たちの施工に自信を持っている工務店であれば、「自分たちの仕事を見て欲しい」と思っているところが多く、見学会を積極的に開催している傾向にあります。昨今のご時世ではリアルな見学会を開催できないこともあるかと思いますが、過去の事例なども含めてここも必ず確認していただきたいところです。
そして最後に、ホームページやSNSなどで積極的に情報公開しているかどうかも重要なポイントです。タイホウ建設もホームページやYouTubeなどで頻繁に情報発信をしていますが、施工実績やお客様の声など自分たちの仕事に関する情報発信を行っているところは信頼性の高い工務店ともいえるでしょう。
タイホウ建設は工務店とハウスメーカーのいいとこ取り！
タイホウ建設では、工務店とハウスメーカー両方のメリットを取り入れた家づくりを行なっています。
まずは、徹底した品質管理です。ハウスメーカーが自社ブランドに特化した独自の工法を採用しているように、タイホウ建設では、「耐震構法・SE構法」に特化して、安全性の高い家を安定して提供しています。「耐震構法・SE構法」とは、全棟構造計算を行い、強度が高く品質の安定した構造材を、専用のSE金物で接合させる、木造最強と言われる耐震構法です。
そして、設計の自由度やデザイン性に関しては、地域密着型の工務店でありながらも、建築事務所との協力体制により『建築家と建てる家』を提供しています。工務店では思い浮かばないような創意工夫に富んだデザインを提案できる建築事務所と組んで、工務店以上のデザイン性を実現しています。
そして、何よりもタイホウ建設には、工務店ならではの手厚いアフターフォローがあります。何かあった時には弊社の職人が、あるいは社長自らが駆けつけるようなフットワークの軽さがあり、どのような住まいの困りごとにも親身になって対応いたします。地域密着のスタイルは変わらずに、品質はハウスメーカーにも劣らないのが、タイホウ建設の強みです。
「耐震工法SE構法」についてさらに詳しく知りたい方は、こちらからどうぞ！
https://www.taihou-house.com/se-lp/
品川区の新築・リフォームはタイホウ建設にお任せください！
タイホウ建設は、お客様が描く理想の住まいを実現するために、家づくりの最初から最後まで親身になって併走します。弊社の専門スタッフが予算に応じて資金計画を立て、土地探しからデザインや設備の選定、そして竣工後のアフターフォローまで、ワンストップでサービスを提供しています。
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