木造住宅が寒い!風で揺れる!このままで大丈夫?

東京都品川区に根差して55年、地域密着型の工務店として安心・安全な住まいをお届けするタイホウ建設です。

本格的な冬の到来となりました。東京の冬は日常的な降雪こそないものの、ビル風、からっ風、そして極度の乾燥など、都心といえどもなかなか過酷な環境下に置かれています。そして、東京の住宅のほとんどは寒冷地仕様ではないため、家の中にいても「なんだか寒いな」と感じることもあるでしょう。隙間風で寒いだけではなく、家も少し揺れているようであれば、このまま住み続けいいのだろうかと不安も募りますよね。


そこで今回は、木造住宅にありがちな「家の中が寒い、揺れる」と感じる原因について、築年数や構造なども踏まえてさまざまな角度から考えていきたいと思います。
 

築年数の経過がもたらす木造住宅の悩みとは?

 
築年数の経過した木造住宅であっても、日常的なメンテナンスをしっかりと行っていれば、生活に支障をきたすほどの大きな不具合や劣化は起こりません。しかし、建てた時から一度も屋根や外壁に手を入れていない、あるいはメンテナンスやリフォームをしたことがないというような木造住宅であれば、何らかの問題を抱えていてもおかしくありません。ここでは築年数の経過した木造住宅にありがちな悩みをご紹介していきます。 

寒い、底冷えする、隙間風が入る

 家の中にいるにも関わらず、寒さを感じてしまうのはなぜでしょうか。まず考えられるのが、断熱材の有無です。築年数の経過した木造住宅には断熱材が入っていないことも多いので、外壁から寒さがダイレクトに室内に伝わり、家の中にいても寒いと感じてしまうのです。他には、窓ガラスの構造も寒さの原因かもしれません。寒冷地の住宅では窓ガラスが標準仕様でも二重、場合によっては三重になっているので、ガラスとガラスの間の空気層によって外気が遮断されています。しかし、築年数の経過した木造住宅ではアルミサッシであっても一枚ガラスがほとんどでガラス自体も薄いものが使われています。また、窓枠がアルミサッシではなく木枠の場合は気密性が高くありません。さらに築年数の経過による窓枠の歪みやひずみがあると、ますます隙間から外気が入り、家の中にいても寒いと感じるようになります。

  

揺れ

 築年数の経過に関係なく、台風の時の強風などで家が揺れることはあります。しかし、少し風が強い日など、日常生活の中でも揺れを感じるようであれば、それは家の構造が原因かもしれません。建築基準法は度重なる改正を経て現在に至るのですが、昭和56年を境に耐震基準が大幅に強化されたので、それ以前に建てられた住宅に関しては構造的に弱い部分があることも否めません。もちろん、住宅の強度は耐震基準に関わらず職人さんの技術次第でもあるので、昭和56年以前の木造住宅でも十分な強度を持ち合わせている家もたくさんあります。しかし、経験と勘だけで建てられた古い木造住宅の何割かは、その構造において十分な強度を持っていないことも事実です。

家が揺れる原因として他に考えられるのは、地盤の問題が考えられます。地盤の問題がある家は必ず傾いてしまっているため、放置してしまうとさらに傾きが進行して、傾いた家に住み続けると居住者の方の健康被害のリスクも生じます。

さらに、シロアリによる被害も危険度を加速させます。シロアリの脅威についてはこれまでもお伝えしてきましたが、湿った木が大好物なシロアリは、高温多湿な日本の家屋を容赦無く蝕みます。特に、柱や梁など躯体の中でも重要な部分が被害に遭っていると、重要な柱や梁にえんぴつがスーッとかるく入っていってしまうようになり、構造が弱くなり風や衝撃の影響を受けやすくなってしまうのです。家が風で揺れるようであれば、是非一度専門家による建物診断(インスペクション)、床下点検、耐震診断をご検討ください。

  

雨漏り

 雨漏りも築年数の経過によって発生する悩みの一つです。寒さや揺れよりも、雨漏りは直接的に生活に支障をきたすので、早期に対策が必要かもしれません。雨漏りの原因はいくつかありますが、外壁と屋根のメンテナンスを適宜行なっていないことで発生してしまうケースが最も多いといえます。屋根材の劣化、窓と外壁の隙間を埋めるコーキング材の劣化、外壁のひび割れなどの不具合が生じて、雨水の侵入を許してしまうのです。

しかし、例え表面からの雨水の侵入を許したとしても、外壁や屋根に防水処理が施されていれば家の内部にまで雨水が入りません。もし天井や壁に雨水によるシミが確認されたとしたら、それは防水が機能しなくなっているか、あるいはもともとの防水処理が不十分だった可能性があるということです。天井からポタポタ……となってしまったらよほどのことですが、天井や壁にシミらしきものがあるようでしたら、雨漏りが知らないうちに建物内部で進行している可能性がありますので専門家による雨漏り診断をご検討ください。

 

リフォームにする?いっそのこと建て替え?

長く木造住宅に住まわれていて、「寒さや揺れ、雨漏りなどの悩みから解放されたい!」と考えている方は、リフォームがよいのか、あるいはいっそ建て替えるべきか、判断に迷いますよね。費用だけの問題ではなく、家を取り巻く様々な事情も含めて慎重に決める必要があるかと思います。そこで、私たちタイホウ建設が考えるリフォームか建て替えかを決める際の判断基準についてお伝えさせていただきます。

 

何を手がかりにして判断すればよいのか

リフォームか建て替えか。どちらにするかを決める手がかりは3つあります。1つ目は家の状態です。築年数、構造、劣化度合い、シロアリ被害の有無など、家の”物理的”な状態からリフォームで済むのか、あるいは建て替えが必要かを判断します。


そして2つ目は、お住いの地域の法規的な条件です。お住いの自治体にもよりますが、築年数の経過した木造住宅を建て替える場合に、自治体から補助金や助成金が出る場合があります。例えばタイホウ建設が拠点としている品川区荏原地区の特定エリアについては、区の施策である不燃化特区支援事業(※)の対象地域となっているため、老朽建築物の解体や建て替えにかかる費用として平均700万円の助成金が出ています。(ただし、この事業は令和7年末までの期限付きとなっています。)このような事業については、広く周知されていないものもあるので、まずはお住いの地域の区役所や工務店などに問い合わせてみることをおすすめします。


最後に、3つ目としてご家族のライフプランがあります。長い年月の中で家族は様々な形をとり、住む人数や家族構成などが各々の成長とともに変化していきます。今、リフォームか建て替えか迷っているのであれば、10年先のご家族のライフプランを考えてみてはいかがでしょうか。子どもたちが独立したので、使われなくなったスペースを賃貸として運用したい、あるいは息子夫婦に相続をして長くこの土地を守っていきたいなど、家の数だけ選択肢があるでしょう。まずは家族の今後をイメージし、最適な答えを導き出してみてはいかがでしょうか。


※参照:品川区 不燃化特区支援事業

https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kankyo/kankyo-toshiseibi/kankyo-toshiseibi-shien/hpg000028430.html

 

建て替えで家が狭くなる?リフォームはどこまでできる?

 こちらも法規的な話になりますが、建て替えることによって、元の広さを確保できない場合もあります。というのも、家を建てた当初と今とでは建築基準法が変わっているので、家が建っている場所によっては道路からのセットバックや建ぺい率・容積率などの基準が昔よりも厳しくなっていることがあるからです。建て替えとなると、当然現在の建築基準法に則って建てなければならないので、建てた当初よりも狭くなるということも起こり得るのです。


「老朽化も進んで建て替えるのがベストだけど、何とか元の広さを確保したい」。もしこのようにお考えであれば、リフォームで対応することも可能です。リフォームと聞くと、内装や外壁に対して施工するイメージですが、フルリフォームの場合、傷んでいる柱や梁、土台を交換することで構造部分もリフォームによって新しくすることができますし、基礎から全てをやり直すことによってさらに耐久性、耐震性を向上させることも可能です。また、屋根や外壁や窓、玄関ドアなど全て新しくすることによって新築と見間違えるほどの仕上がりになります。それでも新築よりは費用を安く抑えることができるので、ぜひフルリフォームを選択肢の一つとしてお考え下さい。

  

木造住宅リフォーム事例


タイホウ建設による木造住宅のリフォーム事例をご紹介します。

事例1:大田区M邸、フルリノベーション


お悩み…
路地裏の立地で、狭小地であったため、技術力に加え近隣対応のしっかりできる工務店でないと無事完成まで至らない状況だった。築年数がかなり経過していたので、雨漏りや風の音などに悩まされていた。


解決…
フルリノベーションにして、耐震補強工事や地盤改良工事まで施工。外壁や水回りなども一新した。雨漏りや風の音が解決されただけではなく、間取りを大幅に変えたことにより、帰宅時間が遅くても家族が気にならないような動線が確保された。

 

 


事例2
:大田区H邸、フルリノベーション


お悩み…
築年数が経過した木造狭小住宅ゆえに、隙間風や雨漏りもあった。三世代で住むことになり建て替えを検討したが、建築条件上建て替えができないことがわかりリフォームを決断。収納が少ないことや、リビングをもっと広くしたいなど、空間に関する悩みもあった。


解決…
大幅な間取り変更を行うために、構造躯体のみを残して一回スケルトン状態にした。そこから、耐震補強工事を施工し、バリアフリー工事や寒さ対策としての床暖房工事などを行った。収納を増やし、狭小住宅でありながらリビングやダイニングの広さも確保できた。
 

 

木造住宅リフォームにおけるタイホウ建設の強み

 

耐震診断に基づくリフォームだから、安心して住み続けることができる

 タイホウ建設が特に力を入れて取り組んでいることは、耐震診断の重要性を広く周知させ、住まいの耐震性能を上げることです。自宅の耐震性能を知り、いつ起こるかわからない大地震に備えて耐震補強工事を行うことは、大切な家族を守るためにも必要ではないでしょうか。私たちが手がけるリフォーム工事は耐震診断に基づいて行っているので、安心して長く住み続けることが可能な住まいを実現させます。 

安心の瑕疵保険

新築住宅には10年保証がつくことが一般的ですがリフォームにはつきません。耐震診断を伴うリフォームや、工事規模が大掛かりなリフォームの際には必要に応じて瑕疵保険に入らせていただきます。瑕疵保険に加入するためには、一定の工事品質を満たしているか第三者による検査を受ける必要があります。


お客様にとって瑕疵保険は、工事後の安心を手に入れるだけでなく工事品質を確認するための手段としても有効なのです。

建物の構造を熟知しているからできる間取り変更

リフォームで間取りの変更をする際には細心の注意が必要です。柱一本や壁一枚が構造上重要な役割を果たしている場合もあり、それらのうちの一つがなくなることによって、大きく構造のバランスが崩れてしまうからです。しかし、間取りの変更によってリフォームの自由度が増すことは確かです。タイホウ建設では、ゼロから図面を作成する木造新築工事を多数手がけているので、建物の構造を熟知しています。もし、リフォームで間取りの変更をご希望であれば、ぜひ私たちにご相談下さい。安全性・耐震性を十分に備えた安心の間取り変更を可能にします。

圧倒的なヒアリング力。お客様の本音を引き出してベストアンサーを導く

 私たちはお客様との対話を通じて理想の住まいや生活のイメージを引き出し、できるだけ忠実に形にしていきます。タイホウ建設は地域に根ざして55年。これまでお客様から実に様々な暮らしのお悩みのご相談が寄せられてきました。私たちはお客様のお悩みに話に耳を傾け、一つ一つの課題と真摯に向かい合ってきました。長年の経験の中で培われたヒアリング力も、タイホウ建設の強みの一つです。
 

不動産部門との連携で、資産としての家を長く生かす

 住まいは身を守るシェルターとしての役割だけではなく、親から子へ引き継ぐ資産としての役割も併せ持っています。タイホウ建設には不動産部門があるので、法的な知識が豊富なスタッフも多数在籍しています。資産としての家をどのように相続するか、あるいはどのように運用していくのかなど、家を取り巻く様々な事情も考慮に入れながら最適な提案を行っています。
 

現地調査は無料です。まずはご相談下さい

 「住まいの町医者」であるタイホウ建設は、住まいの困りごとがあればすぐに現地へ駆けつけます。住まいの状態を専門家が細かく調べ(現地調査)、長く安全に住まうためにはどのような選択肢があるのか、お客様と一緒に可能性を探ります。現地調査は無料ですので、まずはお気軽にご相談下さい。

 

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