シロアリ被害の初期症状とは?駆除の費用や予防方法まで徹底解説!
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カテゴリー:リフォームコラム
この記事では、シロアリの被害が目立たないうちから気をつけるべき初期症状を徹底的に解説します。さらに、もし発見した場合の駆除の費用や、その予防方法まで詳しくお伝えします。 シロアリ被害を未然に防ぐための情報を手に入れ、家を守る第一歩を踏み出しましょう。
シロアリ被害の初期症状としては、下記の8つが挙げられます。
ここでは、シロアリ駆除業者の選び方のコツをお伝えします。
シロアリ被害の8つの初期症状

蟻道がある
蟻道とは、シロアリが通行するために作るトンネル状の通路です。 茶色い泥状の線として現れることが多く、これが壁や床に見られる場合は、シロアリの活動の兆候と言えます。この蟻道を早期に発見することで、被害を最小限に抑えられます。家の近くで羽アリを見つけた
繁殖を目指すシロアリは、羽を持つ姿で出現します。これを「羽アリ」と呼びます。主に春から夏にかけて姿を現すので、この時期に羽を持ったアリを目撃したら注意が必要です。シロアリの繁殖活動が活発になっている証拠かもしれません。壁・柱を叩くと空洞音がする
シロアリは明るい場所や風を避けて行動するため、壁や柱の中を進行します。表面は何も変わっていなくても、内部でシロアリによる被害が進行していることがあります。壁や柱を軽く叩いた時に空洞音がしたら、すぐに対策を考えるべきです。床がきしむ・沈む
湿った場所を好むシロアリは、床下での繁殖がよく見られます。彼らが木材を食害すると、床が軋む音を発したり、歩くだけで沈んだ感じがすることがあります。こんな現象が起こったら、シロアリの被害の可能性を疑ってみると良いでしょう。風呂場の木材が変色している
シロアリは湿気の多い場所を好むため、特に風呂場などの木材は被害を受けやすいです。シロアリが内部で木を食べると、雨水などの浸水が起こりやすくなり、木材や壁紙に変色やしみが出ることがあります。定期的なチェックが必要です。ドアや窓の建て付けが悪くなる
シロアリによる床材の食害が起こると、ドアや窓の建て付けが悪くなることがあります。ドアの開閉がスムーズでなくなったり、窓のフレームが歪んできたら、シロアリ被害のサインかもしれません。家にフンや木くずが落ちている
シロアリの活動痕跡として、木くずや砂のようなフンが残されることがあります。これらを発見した場合、シロアリの被害が進行している可能性が高いです。庭の杭や塀に食われた跡がある
庭の木製の杭や塀は、シロアリの食害リスクが高いです。食害の跡や、木材に異変を感じたらすぐに調査し、対策を検討することが大切です。シロアリの初期症状を放置する危険性
シロアリの初期症状を放置するのは大変危険です。以下で詳しく解説していきます。耐震性が低下する
シロアリ被害の初期症状を放置すると、建物の木部が次第に弱体化します。 シロアリは木材の繊維質を食べ進むため、壁や柱、梁などの主要な構造部分の強度が低下します。これにより、地震が発生した際の建物の耐震性が大幅に低下します。結果として、わずかな揺れで建物が倒れるリスクが高まるでしょう。特に日本のような地震が多い国では、シロアリ被害の放置は、家族の安全を脅かす可能性があるのです。修繕費が高くなる
初期のシロアリ被害を見過ごしてしまうと、その後の修復に多額の費用がかかることが多いです。初期段階ならば部分的な修繕や駆除で済むことも、放置して被害が拡大すると、大掛かりな工事や材料の交換が必要となります。さらに、シロアリ被害が進行すると、隠れた箇所での被害も増え、完全な修復が困難になる可能性もあります。シロアリ駆除の費用相場
シロアリ駆除の費用は、各業者によって多少の違いがあります。しかし一般的な相場としては、1坪当たりの費用が3,000円から5,000円程度となっています。ただ、費用だけでなく、業者の実績や評判も確認して、安心して任せられるところを選ぶことが大切です。シロアリ駆除業者の選び方
