シロアリで家が倒壊するって本当?実例やシロアリ被害のサインまで解説!

シロアリによる被害が心配で眠れない夜はありませんか?
もしもシロアリによって家が崩れてしまったらどうしようと不安に思うことは誰しも経験があるでしょう。

この記事では、そんなシロアリの被害に対する不安を払拭するために、シロアリによる家の倒壊が本当に起こるのか、実際の事例を交えて解説します。

さらに、シロアリ被害の初期サインを知って、早期発見に役立てる方法もご紹介します。

また、シロアリ被害のリスクを最小限に抑える方法もお伝えします。

安心して暮らせる家のために、知っておくべきポイントが盛りだくさんです!



シロアリ被害で家は倒壊するのか?


シロアリ被害が家の倒壊を直接引き起こすわけではありませんが、倒壊のリスクは間違いなく高まります。シロアリが木材を食べることで、家の構造に重要な役割を果たす柱や梁が弱くなります。これによって、建物の強度が低下し、地震や台風などの自然災害が発生した際に、倒壊する可能性が高まるのです。


シロアリ被害が進行すれば進行するほど、家の安全性が脅かされることになりますので、早期発見と対策が大切です。

シロアリ被害が倒壊に繋がった実例


シロアリ被害が倒壊に繋がった具体的な事例として、阪神淡路大震災の倒壊被害実態調査が挙げられます。


この調査では、シロアリによる被害が進行していた木造住宅が、他の家に比べて倒壊しやすいことが明らかになりました。シロアリによって家の構造材が弱っていたため、地震の揺れに耐えられず、倒壊するケースが多く見られました。

この事例から、シロアリ被害が家の倒壊リスクを高めることが実感できます。自然災害が発生する可能性を考慮し、シロアリ被害の早期発見と対策が大切であることを再認識する必要があります。

シロアリ被害の4つのサイン


シロアリの被害にあっている可能性が高いサインは4つ。それぞれ解説していくので、自分の家に当てはまるものがないかしっかり確認してみてください。

家の周辺で羽アリを見かけた

シロアリ被害の兆候の一つ目は、家の周りで羽アリを目撃することです。

羽アリはシロアリの繁殖期に現れる成虫で、彼らが飛び立つことで新たなシロアリのコロニーが形成されます。羽アリを見かけた場合、家の近くにシロアリの巣がある可能性が高いため、注意が必要です。

家の中に粒状のフンを見つけた

二つ目のサインは、家の中で粒状のフンを発見することです。

シロアリは木材を食べた後、粒状のフンを排泄します。このフンが家の中で目立つようになった場合、シロアリ被害が進行していることが考えられます。

床がぶよぶよしている

三つ目の兆候は、床がふにゃふにゃとした感触になることです。

シロアリが床下の木材を食べることで、床の強度が低下し、歩くと沈み込むような感覚になります。この状態が続くと、床が抜け落ちる危険もありますので、早急な対処が必要です。

壁や柱を叩くと空洞音がする

最後のサインは、壁や柱を叩いたときに空洞音がすることです。

シロアリは木材の内部を食べ進むため、壁や柱の中が空洞状になります。空洞音が聞こえる場合、シロアリ被害が進行している可能性がありますので、専門家に相談して対策を講じることが重要です。

シロアリ被害のQ&A


シロアリ被害についてのよくある質問に、Q&A方式でお答えしていきます。

鉄骨でもシロアリ被害で倒壊する?

鉄骨建築物は、木造住宅に比べてシロアリ被害のリスクは低いですが、倒壊の可能性はゼロではありません。

鉄骨建築でも、内装や床材などに木材が使用されている場合があり、そこにシロアリ被害が発生することがあります。

ただし、鉄骨自体はシロアリの餌にはなりませんので、構造面での被害は限定的です。シロアリ被害があっても倒壊するリスクは低いですが、内装や床材の劣化が進むと、住環境が悪化する恐れがあります。

シロアリ被害を受けるのは築何年から?

シロアリ被害は、新築された家でも発生する可能性があります。

シロアリは、建築地においてもともと存在していたり、建築材料に潜んでいたりすることがあります。築年数が経過するにつれて、シロアリ被害が発生しやすくなる傾向はありますが、築年数だけでは被害のリスクを判断できません。定期的な点検やシロアリ対策が重要です。

倒壊リスクに備えるにはシロアリ駆除だけでは不十分!?

シロアリ被害は、ただシロアリを駆除すれば解決するわけではありません。

というのも、シロアリ被害を受けた家は、土台や柱の腐食・接合の劣化など、建物の安心安全を脅かす問題を抱えている可能性があるためです。

タイホウ建設では、駆除だけでなく、床下や建物外周の状況を診断し、写真付き報告書の作成・お見積を無料で行なっております。

また、シロアリ駆除においては、人体に安全な薬剤を散布しており、さらに5年保証することを推進しておりますので、安心してご相談ください。


ここまで見ます!タイホウ建設の床下・外周点検


シロアリ被害を正しく把握するためには、被害箇所を目視チェックするだけでは不十分です。

タイホウ建設では、床下点検時に以下のようなポイントを隈なくチェックいたします。


シロアリの移動経路をチェック

シロアリが移動する蟻道と呼ばれるトンネルがないか調査するとともに、他の虫も侵入していないか併せて調べます。


木材の食害状況をチェック

床下の木材をシロアリに食われると耐震性を大きく損ないます。大引きや根太、木束などの木材に食害被害がないかを床下点検で調査します。目視だけでなく、ドライバーで叩いた音によって被害レベルを判断しています。


床下の配管水漏れもチェック

シロアリの発生原因は雨漏れだけでなく、配管の水漏れによっても発生します。床下点検時は配管に水漏れや劣化状況がないかまで調査いたします。


建物の外周もチェック

シロアリ調査は床下に留まりません。建物の外周にもシロアリの痕跡を見つけることが出来ます。特に家の周りに木材が置いてあったりするとシロアリの発生原因となる場合があるため、外周調査も重要なのです。


シロアリ被害による耐震補強もご検討ください。


シロアリによって木材が甚大な被害を受けると、今後大型地震が発生した場合に倒壊してしまうリスクがあります。シロアリ駆除の際は、家の被害状況を正しく把握し必要に応じて補強工事を行った方が良いでしょう。

家の構造を理解し、耐震性の評価ができる会社にシロアリについての相談をされることをオススメします。

まとめ


ここまで、シロアリ被害のサインや駆除方法、適切な耐震補強工事について解説してきました。


シロアリ被害が進行すると、家が倒壊するリスクは非常に高まります。気をつけるべきサインは以下の4つです。

  • 家の周辺で羽アリを見かけた
  • 家の中に粒状のフンを見つけた
  • 床がぶよぶよしている
  • 壁や柱を叩くと空洞音がする

こういったサインに気がついたら、早急に対策をする必要があります。

シロアリの被害に遭う前の対策や、すでに被害が進行してしまっている場合には、信頼できる工務店に相談することをおすすめします。

タイホウ建設は、昭和40年創業、品川区、大田区、目黒区という住宅密集地において、「住まいの町医者」をモットーに、耐震性能にこだわる安心、安全な家づくりにおいて、数多くの実績を積み上げてまいりました。

シロアリを侮ることなかれ。

家族が末永く暮らせる家を保ち続けるために、シロアリ被害の不安を感じたらまずはお気軽にタイホウ建設に相談してみてください

 

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