品川区S様邸 耐震改修工事

お客様のご要望 お得意様から、地震が続いていたので心配。

施工事例データ

住所 東京都品川区
施工箇所 戸建
施工内容 耐震改修
築年数 約35年
ご提案内容 耐震診断をじっくり行い、その結果を基に耐震補強工事を含めたリフォームプランのご提案をしました。
シロアリ被害による劣化も目に付いたこともあり、耐震診断に時間をかけて実施。
診断の結果、「かべつよし」による耐震壁を1Fに8か所、2Fに3か所設け、評点1以上を確保しました。
施工前はこちら

耐震診断結果

タイホウ建設による施工中の様子
施工が完了しました

シロアリ被害の目立つ住まいの耐震診断

耐震診断では一般的に耐震性が低い場合が多い柱・壁の断面積などから調べていきます。しかし、他にも気を付けなければいけないことが「シロアリ被害」です。

地中で暮らしているシロアリは床下から侵入し、家の土台である木材を食べて劣化させてしまいます。築15年以上を目安にシロアリ被害の発生率は増加すると言われており、床下の被害率が64%というデータもあります。 襖やフローリングなどが蝕まれている場合は末期症状とされ、そのままの状態で大地震などが発生した場合、倒壊してしまう危険性もあります。

S様邸ではシロアリ被害による建物の劣化が目についたため、耐震診断に時間をかけて実施しました。土台の一部を入れ替えて防蟻処理を丁寧に行い、「かべつよし」による耐震壁を1階に8か所、2階に3か所設置したことで、耐震性能が向上しました。

また、重量の重い住宅は地震による揺れの力を強く受けてしまうので、重い屋根をアルミ合金の軽い屋根に変更しました。 耐震診断では0.7未満の場合、倒壊の危険性が高いと言われていますが、耐震リフォームを行った結果1.07に達し、ひとまず倒壊の危険性は低くなりました。

耐震性能が高いように見える家であっても、シロアリ被害によって中身はボロボロということもあるので、適切な耐震診断を受ける必要があります。

耐震診断とは?

耐震診断は、住宅診断士である資格を持ったプロがお住いの耐震性を確認していく診断です。ひび割れや雨漏りによるシミなど、様々な項目から家の耐震性能を点数化していく流れです。

地域によっては耐震診断や耐震リフォームに対して、補助金や助成金が出ます。 例えば、品川区では1981年5月31日以前に建築された2階建て以下の木造住宅に対しては、耐震診断費用の2分の1が限度額7.5万円で払われます。

また、耐震診断の結果、倒壊の恐れがあると判断されるとより精密な診断を受けることができます。その耐震診断にも設計・費用の2分の1が限度額20万円で払われます。

さらに、耐震リフォームに対しても工事費用の2分の1が限度額150万円で払われます。 費用面で耐震診断・耐震リフォームを躊躇せずにすむ制度があるので、ぜひ利用されてみてください!

タイホウ建設では、自己負担金を最小限にした最適な耐震リフォームをご提案することができます。補助金や助成金を利用してお得にリフォームを実現しましょう!