品川区N様邸 耐震改修工事
お客様のご要望 | ご両親の住んでいた家を、若い夫婦のためにリニューアルしたい。 |
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施工事例データ
住所 | 東京都品川区 |
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施工箇所 | 戸建 |
施工内容 | 耐震改修 |
築年数 | 約45年 |
ご提案内容 |
耐震診断を無料で実施。 数値は良かったのですが、さらにベタ基礎と建物の軽量化をご提案しました。 屋根は瓦であったため、軽量化を図り葺き替えました。 基礎は全面配筋しベタ基礎に施工。 「かべつよし」は1F、2F共に2か所。 外壁はモルタルを剥がして、金属サイディングを貼り、 耐震補強と同時に、見た目も新築同様の仕上がりとなりました。 |
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施工前はこちら
耐震診断結果
診断結果(評点0.94)
補強案(評点1.10)
タイホウ建設による施工中の様子
「かべつよし」による耐震補強。
基礎は、配筋をしてベタ基礎に。
屋根は下地から剥がして葺き替えました。
外壁はモルタルを撤去して、金属サイディングを貼ります。
施工が完了しました
ブロックフェンスも化粧して、できるだけ新築に近い仕上げに。
耐震リフォームで建物の軽量化
今回N様邸では、ベタ基礎と建物の軽量化で耐震リフォームをさせていただきました。耐震リフォームを検討し始めたばかりですと、建物の軽量化をすることで耐震性があがることにあまりピンと来ないかもしれません。しかし、過去の大震災では、屋根の瓦が重いことが原因で倒壊が起きてしまった実例があります。地震が起きた時、屋根が重いと重心が高くなるので、その分倒壊のリスクが高まります。具体的には瓦屋根は1㎡辺り60キロ以上の重さがかかるので、耐震性を考えると1㎡辺り5キロ程度の金属屋根にリフォームされるのがおすすめです。N様邸でも瓦屋根から、軽い屋根へ耐震リフォームをさせていただきました。
瓦屋根の風合いを好まれている方には、軽量化された瓦で耐震リフォームされるのも良いでしょう。軽量化された瓦は、従来の瓦よりも3割程度軽くなっているので、瓦屋根のまま耐震性を高めることができます。この軽量化にはメーカーさんの技術が詰め込まれています。デザインも複数ラインナップがあるので、お住まいに合うデザインをお選びいただけます。
耐震リフォームをする際は、必ず事前に耐震診断を行います。耐震診断の結果、住まいのどの部位で耐震性能が低く、リフォームが必要かが分かります。N様邸では築45年で無料の耐震診断を行った結果をもとに、ベタ基礎と建物の軽量化をご提案させていただきました。
特に1981年(昭和56年)以前に建てられた家は、耐震基準が不十分な旧耐基準で建てられています。これまでの地震で特に被害が無くても、建物自体はダメージを受けている可能性や見えない部位でシロアリなどの被害が発生していることもあります。
他のリフォームやリノベーションのついでで…なども良いのですが、ぜひ大震災が起こる前に耐震診断を行い、耐震リフォームが必要かどうか住まいを見ていきましょう。
外壁や玄関周りなど、経年劣化が気になる部位は耐震リフォームに合わせて修繕や塗り直しも行えますので、気になる部分も一緒にリフォームすることでさらに暮らしやすいお住まいにされるのがおすすめです。
品川区の耐震診断・耐震リフォーム助成金制度
品川区では基準を満たした建物の場合、耐震診断費用の半分、上限7.5万円が支払われる助成金制度があります。耐震診断を行い、倒壊の危険性が示された場合の精密検査でも費用の半分、上限20万円の助成を申請することができます。壁の補強や住建物の軽量化など耐震リフォームでも費用の半分、限度額150万円助成されますので、費用面での問題をクリアにしながら、耐震診断・耐震リフォームをご検討いただければと思います。